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親子のコミュニケーションツールとしてのハンドトリートメント講座

 

10月11月と、私が所属する

フランスリールにある日本文化協会
寺子屋・プレイクラブの

保護者の方を対象に

ハンドトリートメント講座を

開催しました。

 

 

寺子屋・プレイクラブとは
北フランスのリールで

毎週水曜日に国語を勉強する

寺子屋(小学部・中高等部)と

日本語で親子が楽しく過ごす

プレイクラブ(幼稚部)です。

 


私の娘たちも

プレイクラブと寺子屋に

通っています。

 

 

今回このハンドトリートメント講座を
開催したいと思い立ったには

理由があります。

 

 

フランスに住む日本人の親御さんたちが

子供達に日本語を継承していくことは

とても大切なことですし

 

 

そのために日本語を学ばせることに

一生懸命になられている親御さんも

多いと思います。

もちろん私もその一人です。

 

 

ただ、大切にしたいことが他にもあります。

それは親子のコミュニケーションです。

 

 

日本語を継承させること

現地校での勉強や習い事が多くなると

どうしてもそちらに重きを置きがちで

親子の心のケアが置き去りになることもあります。

 

 

アロマテラピーを仕事としている私が

フランスの地で何かお役に立てることはないか

 

 

そう考えた時に、ハンドトリートメントという

ツールが親子のコニュニケーションに
大いに役立つ可能性があると感じたのです。

 

 

講座ではアロマテラピーがもたらす効果や

簡単な基礎知識も座学で学びます。

その上でペアになり実習も行いました。

 

 

肌の触れ合いが
心に働きかける影響が大きいこと

 

 

特に思春期に入って会話が少なくなった

親子関係をハンドトリートメントというツールで

コミュニケーションを図ろうという目的です。

 

 

心に働きかける作用もある

精油の香りを活用しながら

優しく触れながらトリートメントする時間

 

 

会話がなくても触れられている相手は

自分は大切にされていると

感じることができます。

 

 

実際ご参加くださった
保護者の方からのご感想は

 

 

精油の知識を知らずに使っていたので

ちゃんとした知識を教えてもらえて

良かったというお声や

 

 

講座後にお子様に早速実践されて

とても気持ちがいいからもっとしてほしい!
と思春期のお子さんからリクエストがあったなど

 

 

アロマテラピーの効能の一つである

香りによるリラックス効果と

大切な人から触れられる安心感が

伝わったのではないかと感じています。

 

 

プレイクラブ・寺子屋では

今後もこの講座を継続的に開催し

日本語学習だけでなく親子の心のケアも

大切にしていく活動をしていきます。

 

 

海外に住んでいると

親はその国での生活で
いっぱいいっぱいに

なってしまうことがあります。

 

 

だからこそこういった活動も

大切にしていきたいと考えています。


 

心を解放し夢を叶える自然療法士

すずき みと

 

 写真提供:日本文化協会